入居申込書の書き方、注意点【賃貸契約の流れ】徹底解説

 

こんにちは、シロです。

 

現役で不動産の賃貸仲介営業をしながらブログ執筆をしています。

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【不動産営業の本音】ブログ執筆で暴露します。

 

来店されたお客様で、よく「賃貸契約の流れは?」と質問されるので今回は気に入った物件の申込から契約までの流れについて書こうと思います。

 

流れを把握することによって、お引越しスケジュールや書類準備、初期費用準備を計画的に行うことができます。

 

【結論】

賃貸契約は下記の順番で進んでいきます。

 

ポイント

①入居申込書の記入

②保証会社審査

③重要事項説明

④契約書類の記入

⑤必要書類提出

⑥初期費用支払い

⑦鍵の受け取り

※④⑤⑥は順不同

全て1記事で書くと長くなるので、今回は①の「入居申込書の記入」について説明します。

 

 

入居申込書の記入

 

不動産屋に物件を紹介してもらい内覧後、気に入った物件があったら「入居申込書」を記入します。

 

 

入居申込書とは?

 

簡単に言えばあなたがどんな人で、何人で(複数ならどんな関係の人と)、なぜ引越しするのかを家主に対して表示する書類です。

 

もし自分が家主としたら、所有の物件にどんな人が入居しているか分からなかったら怖いですよね。

また、入居申込書は丁寧な字でしっかり記入しましょう。

 

虚偽情報を記入するのはNGです。

 

次の保証会社の審査でバレますし、仮に審査通過できたとしても提出する必要書類で虚偽と判明した場合は契約できません。

不利な情報がある場合は不動産屋に相談しましょう。

 

入居申込書はどんな情報を記入するのか?

 

これはあくまで一般的になりますが

 

【契約者】

 

・氏名

・住所(本人確認書類、住民票と合わせましょう)

・生年月日

・連絡先

・現住居の居住年数(大体で構いません)

・勤務先情報(勤務先名、住所、電話番号)

・年収(大体で構いませんが、契約時に所得証明を提出します。)

・勤続年数

 

【同居者】

 

・氏名

・生年月日

・連絡先

・続柄

・勤務先

 

【連帯保証人】※必要ない物件もあります。

 

上記の【契約者】と同じ情報が必要になります。

※「住所」は契約時に提出する「印鑑登録証明書」と同じ住所で記入しましょう。

 

【緊急連絡先】※保証人を付けない場合

 

・氏名

・住所

・生年月日

・連絡先

 

以上が入居申込書に必要な情報です。

 

申込書は代筆も可能なので、保証人の情報などすぐ用意できない場合は後日、メールなどで連絡して不動産屋の担当営業に記入してもらうのもありです。
※代筆NGな申込書もあります。

※電子申込書も近年は増加しています。

 

物件申込時に必要なものは?

 

基本的には「身分証明書」のみです。

・運転免許証

・保険証

・パスポート

・住基カード
etc...

 

年金受給の方は「年金証書」または「年金振込通知書」が追加で必要

生活保護の方は、「保護決定通知書」が追加で必要

 

※たまに「申込証拠金」「預り金」「手付金」などといった名目でお金を請求されることがありますが詳細は別記事で解説します。

 

 

物件の仮押さえはできる?

はい、できます。

物件を仮押さえするだけなら

 

【契約者】

・氏名

・生年月日

・住所

・連絡先

 

上記4点の記入で大丈夫なところが多いです。

ただ、本申込みまで待ってもらえて1日といったところです。

 

良い物件だけど少し考えたいときは、他のお客さんに先着申込を

入れられる可能性があるのでとりあえず仮押さえして1日じっくり考えるのもありです。

 

 

まとめ

 

チェックリスト

1.入居申込書は家主への自己アピール
2.契約者、保証人の情報を記入
3.身分証明書を提示
4.仮押さえも1日ぐらいなら可能

 

物件は先着順なので人気物件ほどすぐに決まってしまいます。

「入居申込書」を誰よりも早く提出し、希望の物件を押さえましょう。

 

忙しくてどうしても時間が取れない場合は不動産屋に代筆で申込書を記入してもらうのもありです。

 

また「住所」の記載については家主や管理会社によって考え方が違う場合があるので、もし現住所と違う場合は一度確認してくださいね。

 

あと、最終的に必要になる
「初期費用」
「必要書類」
上記2点はこの段階で確認しておくと吉です。

 

ではでは~。

 

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