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賃貸のインターネット無料物件とは?仕組みや使い方を解説します。

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賃貸のインターネット無料物件とは?仕組みや使い方を解説します。

 

こんにちは、シロです。

 

現役で不動産の賃貸仲介営業をしながらブログ執筆をしています。

→何故ブログを始めようと思ったかはこちら 【不動産営業の本音】ブログ執筆で暴露します。

 

●インターネット無料物件とは?

●使い方、仕組み

●メリット、デメリット

 

こんな疑問にお答えします。

 

本記事ではインターネット無料物件について詳細に解説しているので、あなたがネット無料物件を選ぶ必要性があるかどうかが分かるかと思います。

 

後悔のないお引越しができるよう参考にしてください。

 

ネット回線系の記事は複雑になりがちですが、できるだけ簡単に解説しているので安心してください。

 

【結論】

インターネット無料物件とは

その名の通りインターネットが「契約手続きなし」「通信料なし」の無料で使用できる物件です。

 

使い方

・有線ならLAN差込口にLANケーブルを挿すだけ

・無線(Wi-Fi)ならLAN差込口にルーターを繋いで設定するだけ

 

仕組み

家主がネット回線業者と契約して各部屋のネット回線使用料を払っている。

 

メリット、デメリット

・メリット→無料、すぐ使える、手続きなし

・デメリット→速度が遅い、セキュリティ、別の光回線を使えない可能性

 

 

インターネット無料物件とは?

 

スーモやホームズで物件を検索したときに「インターネット無料物件」という表示や検索項目が出てくるかと思います。

 

これはその名の通りインターネットが「契約手続きなし」「通信料なし」の無料で、入居してすぐに使用できる物件ということになります。

 

無料で4Gや5Gの通信データ容量を節約できるのは大きいですよね?

 

このネット社会のご時世にかなりメリットのある物件のようですが、当然デメリットもいくつかあります。

 

メリット、デメリットは後ほど解説するので先ずは仕組み、使い方について説明していきますね!

 

仕組みについて

 

通常、ネット回線は個人で回線業者と契約、工事をして開通となります。

 

しかしネット無料物件は家主が回線業者と契約し、工事を物件の全部屋に行います。

 

そして通信料も全部屋分を家主が負担しているので入居者は無料で使えるということになっています。

 

ネットの使い方

 

先ほどの説明の通り、使用可能なネット回線が部屋まで来ているのであとは繋ぐだけです。

ネット無料物件の場合、壁に下記のようなLAN差込口があるはずです。

 

LAN差込口(賃貸のインターネット無料)

 

 

有線の場合

このLAN差込口にLANケーブル(ネットや家電量販店で買えます。)を挿してパソコンなどと繋ぐだけでインターネットが使えます。

 

無線(Wi-Fi)の場合

多くの場合、無線LANルーターは自分で用意が必要です。

これもネットや家電量販店(3,000円~4,000円ぐらいので十分)で買うことができます。

あとは取扱説明書を見ながら、無線LANルーターの「WANポート」(INTERNET端子)と壁のLAN差込口をLANケーブル(ルーターと同封)で繋ぎ、携帯やパソコンのWi-Fi設定をすればOKです。

 

ここで1つ大事な注意点がありまして

 

無線LANルーターには

・RT(ルーター)モード

・APまたはBR(アクセスポイントまたはブリッジ)モード

・AUTO(オート)モード

・WB(ワイヤレス ブリッジ)モード

・CNV(コンバート)モード

 

こういった機能があります。(機種によって違いあり)

 

ネット無料物件では「ルーターモード」を使うと共用部分のルーターと2重になるので回線が不安定になる場合があります。

 

詳しく説明すると難しくなってしまうのですが、要は無線LANルーターを用意するときは

 

 

上記の機能付きのものを購入してくださいね!

 

家電量販店の店員さんに聞いたり、そのままネットで調べたらすぐ出てきますよ!

 

あとはAUTOモード(APモードまたはBRモード)で使うことになりますが、無線LANルーターは機種によって設定方法が全然違うので詳細は付属の取扱説明書を参照してください。

 

難しそう...って思うかもしれませんが取説を見るとわりと簡単に設定できますよ~。

 

ちなみに下記の写真のようなLAN差込口の場合は無線LAN付きの設備になるので、管理会社にID、パスワードを聞いてWi-Fi設定をすればOKです。

 

LAN差込口(賃貸のインターネット無料)

 

無料、完備、対応の違い

 

物件の広告で【インターネット「無料」「完備」「対応」】など表現の方法が微妙に違うのを見たことがある方もいるかもしれません。

 

意味も若干違いまして、、、

 

「無料」→ネットの設備を導入しており、すぐ使用可能かつ無料

 

「完備」→ネット無料と同じ意味で使うときもあるが、ただ単にネット設備を導入済みで使用するなら契約と費用がかかる場合あり。無料かどうかを不動産屋に確認したほうが無難。

 

「対応」→これは本当にただインターネットの設備を導入できるだけなので、個人で回線業者と契約や工事が必要

 

ちなみに「光インターネット」が無料、完備、対応と表現されている広告も増えてきています。

 

ここについては結構グレーゾーンで注意が必要ですが話が複雑かつ難しくなるので、また別記事で解説します。

 

ネット無料物件のメリット

 

何事にもメリットがあればデメリットがつきものですが、ネット無料物件の場合は個人の生活スタイルによって変わってくるかと思います。

 

次で紹介するものを自分に当てはめて考えてみてくださいね。

 

メリット① ネット回線費用が無料

 

やはりこれが一番大きいですよね。

 

通常、個人でネット回線を契約した場合は月額で3,000円~5,000円はかかります。

 

さらに回線を開通させるのに光ファイバーの引き込みや宅内の配線工事で20,000円~30,000円もします。

 

またネット回線は携帯と同じく2年~3年の契約期間の縛りが多く、更新のタイミングでしか解約できないので急な引っ越しなどで違約金がかかる場合があります。

 

違約金も10,000円ぐらいの相場なのでバカになりません。

 

これらの費用面を全く考えなくていいのはネット無料物件の大きなメリットかと思います。

 

メリット② 入居後すぐに使用可能

 

一般的なネット回線では回線の開通に光ファイバーの引き込みや宅内の配線の工事を行います。

 

工事自体は30分~1時間で終わるのですが、工事業者と日程を決めるのに時間がかかるパターンが多いですね。

 

最近ではリモートワークも増えてきて工事日程の予約が多いのか、契約の申込みから1ヵ月先まで予約でいっぱいなんてこともあったりします。

 

その点、ネット無料物件は工事がすでに済んでいるので入居後にWi-Fi設定をするだけで インターネットが使えます。

 

メリット③ 面倒な手続きが不要

 

これは手続きというか、しないといけないことが多いという意味合いになりますね。

 

ネット回線契約の流れ

  • 何百社とある中から回線業者を選ぶ
  • 提供可能エリアか調べる
  • プロバイダを選ぶ(不要な場合あり)
  • 契約の申込み ・工事日を決める
  • 家主や管理会社に工事の許可をもらう
  • 工事をする (場合によっては家主や管理会社に共用部分の設備を開錠してもらう)
  • モデム、ONU、ルーターの設定(ネット無料物件の設定より複雑)
  • 回線業者のマイページ作成、支払い方法を登録

などなど...

上記のようにしないといけないことが多いので、わりと大変かと思います。

 

また回線業者のホームページは料金体系などが複雑だったりするので正直、業者を選ぶのが一番大変かもしれません。

 

上記を何もしなくていいのはとても楽ですよね!

 

ネット無料物件のデメリット

 

もちろんメリットばかりではないので、次からデメリットも解説していきます。

 

デメリット① 速度が遅い

 

デメリットで一番大きいというか正直、致命的な部分かと思います。

 

なぜ速度が出ないかですが、よく言われるのが「入居者全員で一つの回線を分け合っているから」と聞いたことがあるかもしれません。

 

これは半分正解で半分間違いです。

 

これもあまり詳しく説明すると複雑になりますが、配線方式に問題ありまして

 

一般的によく聞く1Gbpsの光回線は部屋まで光ファイバーが来ていて、これを光配線方式と言います。

 

それに対してネット無料物件はLAN配線方式と言い共用部分からLANケーブルが部屋まで配線されています。

 

・「光配線方式」→部屋まで最大1Gbpsの光ファイバーで配線

・「LAN配線方式」→部屋まで最大100MbpsのLANケーブルで配線

 

光ファイバーではなくLANケーブルで配線するため最大速度が10分の1になり、これをさらに分け合うので速度が遅くなりやすいんですよね。

 

もちろん数は少ないですが光配線方式のネット無料物件も中にはありますので、ここは不動産屋に確認しましょう。

 

デメリット② セキュリティの問題

 

基本的なネット無料物件は共用部分までは光ファイバーで電柱から引き込みをして、共用部分からはLANケーブルで各部屋に配線しています。

 

例えば一戸建てで家まで光ファイバーを引き込み、そこからはルーターを挟んで家族でネット回線を分け合っているのと簡単に言えば同じ状況ですよね。

 

なので、ネット無料物件では昔に同じネットワーク上に他部屋のパソコンが表示されたなんてこともお客様から聞いたことがあります。

 

ただ、ここに関しては最近のプロバイダやルーターも固くなってきてるので正直そこまで気にする必要はないかと。

 

デメリット③ 別回線の契約ができない場合あり

 

無料のネット回線が遅い場合に、自分でネット回線を契約してそっちを使おうかな~。なんて考えることもあるかと思います。

 

ただ、家主や管理会社によっては設備に不具合が出るのを恐れて、個人でネット回線を引くのはNGというのも結構ありますね。

 

また既設の配管がいっぱいで、そもそも工事ができないっていうパターンもあったりでわりと難易度高めです。

 

なので、もしネット無料物件に決めたいときは予め「他回線で工事可能かどうか」について不動産屋に聞いておくのがいいですよ!

 

まとめ

 

ここまで「インターネット無料物件」について解説しましたがいかがでしたでしょうか?

 

インターネット無料物件とは」

その名の通りインターネットが「契約手続きなし」「通信料なし」の無料で使用できる物件です。

 

使い方」

・有線ならLAN差込口にLANケーブルを挿すだけ

・無線(Wi-Fi)ならLAN差込口にルーターを繋いで設定するだけ

 

仕組み」

家主がネット回線業者と契約して各部屋のネット回線使用料を払っている。

 

メリット、デメリット」

・メリット→無料、すぐ使える、手続きなし

・デメリット→速度が遅い、セキュリティ、別の光回線を使えない可能性

 

 

インターネット無料物件は言わば公衆無線LANと似たようなものなので、そもそも速度はあまり期待しない方がいいかとは思います。

 

速度を計測したとしても昼間と夜間では違いますし、当然、夜間の方が速度は遅くなりますからね~

 

かといって夜間は基本的に不動産屋も閉まっているので速度計測は難しいです。

 

まぁこれは全てのネット回線に言えることですが、集合住宅だと他の入居者にヘビーユーザーがいたら 一気に速度が落ちますね。

 

なにせ、ネット回線は実際に使ってみないと分からないというのがあるので仲介営業としても難しいです。

 

最近ではサイトに動画を組み込んでいたり重めの画像を貼ってたりすると、ちょっとしたネットサーフィンでも結構な容量を使いますよね。

 

なので個人的にはネット無料物件はオススメはしないです。。。

遅いときの逃げ場もない可能性が高いですから。

 

また、実際に僕が契約して良かったネット回線や、お客様よりわりと良い評判を聞くところを別記事でご紹介します。

 

と言っても地域や物件によって「良いネット回線」というのは変わってくるんですけどね。(笑)

 

ではでは~

 

 

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