【超簡単】家賃の値下げ交渉の相場や言い方、タイミングを解説します。

 

 

こんにちは、シロです。

 

現役で不動産の賃貸仲介営業をしながらブログ執筆をしています。

→何故ブログを始めようと思ったかはこちら 【不動産営業の本音】ブログ執筆で暴露します。

 

 

・家賃の値下げ交渉ってできるの?
・交渉にベストなタイミング?
・交渉方法も教えてほしいな

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

 

みなさん、引越しをしようと考えて良い物件を見つけたけど、ちょっと予算オーバーだった。。。みたいな経験ってありますよね?

 

ちなみに家賃の値下げ交渉はしましたか?

 

 

賃貸物件の家賃はずっと固定っていうわけではないので、交渉したらわりと下がったりします。

 

 

シロ
他のサイトだと結構「下準備をしっかり!」みたいな記事を見かけますが、ぶっちゃけ準備なんて全く必要ないです。

 

 

本記事では「超簡単な家賃の値下げ交渉の方法やベストなタイミング」を解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

【結論】

  • 家賃の値下げ交渉は超簡単にできます
  • 不動産屋の閑散期や申込み前がベストなタイミング
  • WinWinを意識する

 

それでは解説していきます。

 

 

1.家賃の値下げ交渉は余裕です。

 

家賃は下がらないものといった認識がわりとあったりしますが、そんなことはなく物件によっては結構下がります。

 

 

 

こんな相談は普段から受けていますので、交渉はバンバンしてきましょう。

 

相場としては家賃の5%以内が常識的な範囲ですね。

 

ただ、例えば家賃が5万円で1万円下げてほしいみたいな交渉は、最悪、入居自体を断れる可能性もあるので避けましょう。

 

家主も大きな借金をして、物件を建てたり購入したりしてローンを組んでるので無理な交渉は通りません。

 

なので、常識的な範囲で家賃交渉していくのがいいかと思います。

 

交渉は勝てる勝負をしていくことが重要ですので、具体的にはどうやって値下げ交渉していくかを説明します。

 

1-1.値下げ交渉のタイミングは「申込み前」がベスト

 

家賃交渉のタイミングとしては物件を内覧後、申込み前がベストです。

 

何故かというと「あと~円下がれば、ここに決めたいです。」と言えるからです。

 

交渉方法については後ほど詳細に解説しますが、上記の言い方が鉄板パターンで成功率がわりと高いです。

 

もうすでに入居している場合は、契約更新のタイミングで家賃の値下げ交渉するといいですよ。

 

というか、そのタイミングでしか契約条件の変更はできませんので。。。

 

では次で、そもそもどんな物件が交渉しやすいかを見ていきましょう。

 

1-2.値下げ交渉がしやすい物件の特徴は9個

 

家賃が下がりやすい、下がりにくいといった物件は特徴がありまして、それは下記になります。

 

家賃が下がりやすい物件の特徴

  • 築がそこそこ古い物件(大体15年~20年以上)
  • 長期の空室がある部屋
  • 多数の空室がある物件
  • 単身用(1R、1K、1LDK)で1階または4階以上の階段の部屋
  • ファミリー物件(2DK以上)で4階以上の階段の部屋
  • 駅から徒歩20分以上
  • 線路、墓地など避けられる場所が近い
  • コンビニ、スーパーが遠い
  • 1階がテナントで飲食店の場合
などなど。

 

これらに共通しているのは「不利な条件がある」ということです。

 

家主サイドとしては不利な条件のある部屋は多少家賃を下げてでも入居してほしいので、わりと交渉は通りやすいですよ。

 

 

 

っていう方もいるかと思います。

 

安心してください。

 

その場合は長期戦になりますが「閑散期」を狙いましょう。

 

引越しの閑散期は一般的に4月~8月と言われてて、この時期は物件の動きは鈍いですが根気よく探せばわりと良い物件に出会えます。

 

そしてこの時期はお客さんも少ないので、家主も家賃を下げてでも入居してほしいと考えてくれる場合が多いですよ!

 

次は値下げ交渉の言い方をご紹介しますね!

 

 

シロ
例文も用意していますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

1-3.家賃交渉の言い方について

 

先ず、お客さんに理解してほしいのは交渉は「交渉」であって「お願い」ではないということです。

 

「交渉」するということは相手方とwinwinの関係にならないといけません。

 

これは「仲介手数料とは?相場を解説します。」でも説明させてもらいました。

 

では、どうやって相手方(家主)とwinwinの関係に持っていけるかを紹介します。

 

1-3-1.入居前の場合

 

「入居前」の場合は物件の申込み手続きをしてくれる「不動産屋の担当営業」を通しての交渉になります。

 

なので、家賃交渉をしたい意思を担当営業に伝えると

 

あなた → 担当営業 → 管理会社(家主) → 家主

 

一般的には、こういった流れで交渉内容が伝わっていきます。

 

では具体的な交渉方法ですが、

先ず、家賃の値下げ交渉の前に家主のメリットを考えていくと、、、

 

家主のメリット

  • 入居してほしい
  • 早めの家賃発生がいい
  • しっかりした入居者がいい

 

こんなところかと思います。

 

ここのメリットに合わせていくと、、、

 

家主のメリットに合わせると

  • 入居する決意を固める(入居してほしい)
  • 1~2週間後ぐらいの家賃発生日に設定(早めの家賃発生がいい)
  • 入居申込書を丁寧な字で書く(しっかりした入居者がいい)

 

こんな感じですね。

 

言い方としては、、、

 

「例文」

この物件がとても気に入っていて(内装、場所、設備など)ここに決めたいと思っている。2週間以内の早めの家賃発生でいいので家賃を3,000円下げてほしい。

 

AとBの物件で悩んでいて、Aが気に入っているが、Bより駅から近い分、Aの方が家賃が5,000円高い。あと2,000円下がればAに即決して申込金も入れたいと思っているので家賃を下げてほしい。

 

上記の例文のように言うと家賃が下がる確率がかなり上がるかなと。

 

ちなみに入居前は家主と直接話すことは基本的にないので、家主はあなたを書類で判断します。

 

なので、入居申込書は丁寧な字で記入するのと必要書類は早く用意する意思をしっかり伝えてくださいね!

 

1-3-2.入居後の場合

 

「入居後」は契約更新のタイミングで管理会社または家主との直接的な交渉になります。

 

なので、家賃交渉をしたい意思は管理会社または家主に直接、連絡となります。

 

あなた → 管理会社(家主) → 家主

 

こんな感じですね。

 

シロ
ただ、入居後の家賃交渉はわりとハードルが上がってしまいますね。。。

 

というのも、申込時の契約条件に納得しての契約になるからです。

 

なので交渉を成功させる前提として、

 

チェックリスト

  • 長く住んでいること(少なくても5年以上)
  • 過去に問題行動を起こしていない
  • 近隣の同スペックの物件より家賃が高い
  • 他の空室のある部屋の募集条件より高い

この4点が条件になってきますね。

 

そして、家主のメリットとしては、、、

家主のメリット

  • 長く住んでほしい

これに尽きます。

 

このメリットに合わせていくと、、、

家主のメリットに合わせると

  • 長く住みたい意思を固める(長く住んでほしい)

こうなってくると思います。

 

言い方としては、、、

 

「例文」

退去を考えていて、この物件に~年住んでいるが、たまたま友人がこの物件の空き部屋の募集条件を見て、自分の部屋より家賃が結構安かった。同じ条件とまでは言わないが、少し家賃が下がるのであればこれからも住み続けたいと思っている。

設備が新しくないのに募集中の部屋や近隣の同スペックの物件より家賃が高いのは、ちょっと納得するのが難しいので。。。

 

長くなってすみませんが、こんな感じに言ってもらえればと。

 

 

2.まとめ ダメ元ぐらいがちょうどいいです。

 

今回は家賃の値下げ交渉について解説しました。

 

おさらいすると、

・家賃の値下げ交渉は超簡単にできます

・不動産屋の閑散期や申込み前がベストなタイミング

・WinWinを意識する

以上ですね。

 

一番、交渉が成功しやすいパターンをまとめると

・閑散期に物件を内覧して、申込前に~円(家賃の5%以内)を下げてくれたら即入居したいと言う。

 

これが一番下がる確率が高いかなと。

 

ちなみに家賃の値下げ交渉をする際に、目的の物件をけなし過ぎるのはやめてくださいね。

 

例えば、

・設備が古すぎる

・水回りが汚い

といった感じに言葉を選ばないと下がるものも下がりませんので。。。

 

また「新築、築浅物件」や「リノベーション物件」など人気のあるものは基本的に家賃は下がらないので、初期費用の仲介手数料などを交渉した方がいいかと思います。

 

仲介手数料の交渉の記事も執筆しているので、ご参考にどうぞ。

「仲介手数料とは?相場を解説します。」

 

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ではでは~

 

 

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