賃貸契約の流れ

賃貸に引っ越す際の「鍵」はいつ、どこで受け取るのか?時間や場所を徹底解説

 

こんにちは、シロです。

 

現役で不動産の賃貸仲介営業をしながらブログ執筆をしています。

→何故ブログを始めようと思ったかはこちら 【不動産営業の本音】ブログ執筆で暴露します。

 

賃貸契約をしたけど鍵の受け取り方法は?

場所はどこになるの?

 

こんな疑問にお答えします。

 

みなさん引越しをしようと考えてから

物件の内見

入居申込み

保証会社の審査

契約書の記入

必要書類を用意

初期費用の支払い

 

こんな感じの手続きをしてきたかと思いますが、手間も時間もかかるし大変だったのではないでしょうか?

 

ここまで来たらあと一歩で手続きも終わって新居に引越しをすることができます。

 

最後は鍵の受け取りですね!

 

でも意外に鍵関係はトラブルが多いので気を抜かずに手続きしていきましょう!

 

では、鍵の受け取りの手続きや注意点について解説していきます。

 

1.鍵はいつ受け取るのか?

 

基本は入居日当日ですが、実務上は入居日の前日に鍵を渡している不動産屋が多いと思います。

 

契約上、厳密には入居日の午前0時から家賃発生ですが、そんな時間に鍵渡しできないですからね。

 

もちろん融通の利く家主や管理会社なら、もう少し早く鍵をもらえる場合もありますよ。

 

ただ、少し早く鍵をもらう場合は不動産屋に交渉してもらわないとダメなので、1度相談してくださいね。

 

お客さん
掃除や採寸で早く鍵が欲しい

 

よくあるのはこんなご相談ですが最悪、入居日当日まで鍵をもらえない場合もあります。

 

その場合は鍵を借りるか、不動産屋の担当営業の付き添いで鍵を開けてもらい掃除や採寸をすることになります。

 

荷物に関しては入居日以降しか入れることはできません。(入居日から家賃発生なので。)

 

また保険が適用されるのが予め設定した入居日からになるので、何かあった場合に大問題になりますよね。

 

シロ
もし火災なんて起きようものなら何千万という賠償責任になりますし、普通は保険が適用されないと、そんな金額払えないですからね……

 

契約時に加入の保険はたいてい入居者の家財に対しても適用されるので、なおのこと入居日から荷物を入れるのをオススメします。

 

 

2. 鍵はどこで受け取るのか?

 

こちらも基本は契約手続きをした不動産屋です。 たまに家主や管理会社から直接受け取ったり、現地で鍵渡しもあったりしますね。

 

遠方のお客さんで不動産屋に行けない場合は

  • 前もって郵送
  • 新居のポスト(鍵付き)に投函
  • 現地にキーボックス(暗証番号付き)設置

こういった対応になるかと。

 

また代理受け取りも可能ですが、不動産屋に代理人が行くと伝えておくのと代理人の身分証や印鑑が必要になります。

 

2-1. 受け取りの手続き

 

手続き的にはかなり簡単で「受領証」にサインするだけですが、念の為に印鑑も持って行きましょう。

 

この鍵受け取りの際に

  • オートロック
  • ポストの開け方
  • ゴミ出し
  • その他注意点

こんな感じの説明もあるかと思いますよ。

 

また鍵の「受領証」に記載されている

  • 鍵の番号
  • 受け取った本数
  • 使用用途

これらが間違ってないか確認しておいてくださいね!

 

退去時に鍵を返却しないといけないのですが、結構ここでトラブルになりやすいです。

 

大体1本で12,000円~20,000円する元鍵を間違いで請求されても困りますからね……

 

 

3. 鍵を受け取った後は?

 

あとは新居に引っ越すだけです……と言いたいのですが

 

意外に忘れがちな「ライフライン」の手続きは終わっていますか?

 

あと、家主やお隣さんの挨拶なども気になってくるところだと思いますのでそれぞれ解説していきます。

 

3-1. ライフライン手続き

 

これは電気、ガス、水道のことで手続き的には電話またはインターネットでサクッと終わりますので安心してください。

 

電気、水道

~日(入居日以降ならいつでも)から使うといった連絡や支払い方法の設定をするだけです。

 

ガス

上記の電気、水道に加えて開栓の立ち会いが必要なのでガス業者と日程調整をしてください。

(注意)オール電化物件を除いて、ガスの開栓をしないとお湯は出ません。

 

また最近は電力自由化になっていますが、もちろん物件によっては指定のところもあります。

 

ただ、基本的には携帯やネットとセット契約電気とガスのセット契約などお好きなものを選んでもらって大丈夫ですよ!

 

3-2. 家主やお隣さんの挨拶

 

新居に引越したときの「家主の顔合わせ」や「お隣さんの挨拶」ですが

そんなことあったな〜...ぐらいは聞いたことあると思います。

 

最近ではあまり積極的に行ってる方は少ないですがそれぞれ解説しますね。

 

家主の顔合わせ

 

そもそも家主が遠方に住んでいる場合がわりと多いので現実的に難しいと思います。

 

もちろん家主が入居物件の他部屋に住んでいたり近くで暮らしていたりってことも多いので

この場合は必ずではないですが挨拶した方が無難かもしれませんね。

 

でも挨拶がなかったからといって入居者の印象が良い、悪いっていうのはあんまり聞いたことはないです。

 

シロ
もちろん家主に挨拶の有無で、印象の話を振られたことはゼロではありませんが。

 

ちなみに間に管理会社が入ってる場合、家主の顔合わせは基本的にありません。

 

というか、直接連絡されるのを嫌がる家主の方が多いと思います。

 

お隣さんの挨拶

 

昔は必ずと言っていいほど挨拶してたみたいですけど、最近はかなり少ないです。

 

でもファミリーさんなどで子どもがいる家庭では、もしかしたら迷惑をかけてしまうかも...ということで挨拶をしてる方は多いですね。

 

挨拶の際は500円~1,000円ぐらいの菓子折りや洗剤、タオルなどを持参すると無難ですよ。

 

 

まとめ

 

鍵の受け取りは手続き的にも簡単ですが、その他に意外とやることが多いですよね。

 

まぁ「ライフラインの手続き」や「挨拶」に関しては鍵の受け取り前でもできるので、引越し当日が忙しいなら前もって終わらしておくのもいいかと思います。

 

ここまでの手続きが全て終わったら、あとは自由に新居で新生活を送ることができますよ!

 

あと1つ大事なことは鍵を受け取ってすぐ荷物を入れる前に、新居の傷や破損箇所の写真を撮影しておくと退去時に元々あった傷として主張できるのでオススメです!

 

ではでは〜

 

 

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